2023年12月にパドルテニスの指導員の資格を取得しました。
その関係で、指導する機会やそもそも、パドルテニスって何?とよく質問をうけるので、このページにまとめておきます。
Contents
パドルテニスとは
パドルテニスとはテニスとほとんど似ています。
コートのサイズは通常のテニスコートよりも小さいコートで行われます。コートはテニスコートの約1/3のサイズです。この小さなサイズにより、ゲームはよりアクセスしやすく、テンポが速くなります。
ラケットは、ガットが貼られていないのと、サーブがアンダーサーブ。プレイヤーは1回のみのサーブを許されます。スコアリングシステムは一般的にテニスと同じです。
びっくりするぐらい、テニスに派生する競技があって、
テニス、パデルテニス、パドルテニス、ビーチテニス、スカッシュ、ピックルボールなど。どれも、似ているようで、違います。
パドルテニスの動画
変にいろいろな説明をするより、動画を見るのが、何だかんだでわかりやすいです。
パドルテニスが上達するための練習メニューや意識をすること
ラケットワークの基本
ラケットを使ってボールをコントロールする技術は、テニスの基本です。まずは、ラケットの表面を使ってボールを真上に上げる練習から始めましょう。
慣れてきたら、ラケットの表と裏を交互に使い、ボールをコントロールします。スライスや、ラケットの表、縦、裏、縦、表というような練習も効果的です。
一人で練習する場合は、ラケットでボールをキャッチするようにし、二人で練習する場合はキャッチボールを試みましょう。
意識するポイント
ラケットの握り方、特にコンチネンタルグリップを意識しましょう。
ボールとの距離感を掴むことも重要です。空き時間などを利用して、これらの基本を繰り返し練習することが大切です。
初級〜上級のアップ練習
アップ時には、ショートラリーやボレーボレー、ストローク、ボレー対ストローク、スマッシュ対ロブ、サーブ対レシーブなど、様々な練習を行います。
アップ時の意識点
アップの際は、ゲームの流れをつなげることを意識します。動作はゆっくりと大きく行いましょう。
初級〜上級の球出し練習
【ストローク(2球)】
クロスでのストローク、ストレートでのストローク、深いボールと浅いボールの交代など、様々なストロークの練習を行います。
練習時の意識点
打点やコースの打ち分け、スプリットステップなどを意識して練習します。
【ロブとスマッシュの練習】
ストレートロブや前衛の人がクロスに打つ練習を行います。
【ストロークからの一連の流れ(5球)】
ストローク、深いボール、浅いボール、サービスライン付近のボレー、サービスラインより前のボレー、スマッシュなど、5球の連続した動作を行います。
【サーブからの一連の流れ】
サーブ、ボレー、スマッシュの順で行います。
練習時の意識点
リズムやスプリットステップを意識します。
【ボレー】
深いボールや決めるボールの練習を行います。
ボレーの意識点
コンチネンタルグリップ、スプリットステップ、スライス回転、足のフットワークなどを意識します。
【スマッシュ】
浅いボールや深いボールのスマッシュを繰り返し練習します。
スマッシュの意識点
打点やコースの内訳を意識します。
【ボレーとスマッシュ】
深いボール、決めるボール、スマッシュの練習を行います。
練習時の意識点
打点やコースの内訳、ボールの深さに応じたサイドステップやクロスステップを意識します。
【サーブ】
深さ、コース、スライス、スピンなどを意識したサーブの練習を行います。
対人での実践
実際のプレイでは、ストローク対ストローク、ストローク対ボレー、ボレー対ボレーなど、様々な形式での対人練習を行います。何球続けられるかを意識して、技術の向上を目指しましょう。
より上手になりたい方へ
パドルIQを高める事です。
ただ、練習をするだけでなく、サーブから前に出る機会が多ければ、ボレー対ストロークを多めの練習をするとか、サーブがセンターに入ったら?ボディに入ったら?ワイドに入ったら?それだけで、前衛の動きが変わってきます。常にどう考えるのかがすごく大事になってきます。
指導員を目指す方へ
私はテニスを10年以上やっていたこともあり、指導員の資格をパドルテニスをはじめてすぐに取得することができました。
ただ、全くの未経験の場合、パドルテニスを何年やっても、なかなか指導員になるのは難しいと考えています。
理由は、指導員として、推奨されるフォームが分かりづらい点にあります。テニスと違って、競技人口がそもそも少ないので、情報が圧倒的に少ないです。
硬式テニスの動画のほうが、参考になると思います。
私はフォームを見た瞬間に、硬式テニス出身か、軟式テニス出身かわかります。
どちらの打ち方でも、打ててしまう自由度が高いため、逆に、しっかりした人に習わないと、なかなか難しいと感じています。
また、いろいろな打ち方を覚えておくと良いでしょう。バックハンドも片手で打ったり、両手で打ったり。
参考になるURL
日本パドルテニス協会
http://www.paddletennis.gr.jp/about/index.html
東京都パドルテニス協会
https://www.tokyo-paddle.org/