とある新聞に宿題は効果がないという記事を読んで、調べてみました。
デューク大学のハリス・クーパー氏は宿題に関する研究を行う第一人者です。クーパー氏によると、宿題によって得られる利益は年齢に依存しており、特に小学生の年齢の子どもが宿題をどれだけやっても成績が向上するという証拠は見つかっていません。中学生でも宿題が成績を向上させる「良い影響」を得ることはほとんどなく、高校生になってようやく宿題で学術的な利益を得られるようになります。
この記事の元になっている英文を見てみると、
Cooper compiled 120 studies in 1989 and another 60 studies in 2006.
1989年に120の研究、2006年に60の研究を元に発表されたものなので、信憑性は高そうです。
当たり前のように宿題が出される中で、まずは、当たり前のものを疑ってみるのも必要なのと、何故効果がないのか、もう少し調べていきたいと思いました。