話題の就活をやめてエストニアへ行った日本の大学生に会った話

先月、エストニア最大のカンファレンスに行き、そこで少しお手伝いさせていただいた子が取り上げられていたので、ご紹介。

就活をやめてエストニアへ そこで私が確信した日本と世界のキャリア観の決定的な違い (1/6)

NEWS PICKSにいろいろな意見がある。

はてなブックマークにもいろいろな意見がある。

個人的な意見を要約すると、「応援してる!と同時に誤解されそうな記事」だなと。

エストニアに行き、彼女と出会った。

彼女と私のサハラ砂漠で出会った友達がエストニアで、Latitude59というITカンファレンスのあと、日本人を中心としたミートアップを開催し、無事に拍手喝采で終えた。私は微力なお手伝い。

また、エストニアを案内してくれた。

彼女の行動力はすごい。エストニアの人とコミュニケーションも取れるし、意見も言える。

ちょっと可哀想だと思ったのは、思った以上に記事の影響力が大きくなっていること。

この記事だけの文章をみて、それについたコメントを見て、意地悪な視点を拾うと

・意識高い系で結局何もしていない
・日本の就活で頑張っている人をバカにしている
・エストニアにいるだけで、日本と世界の決定的な違いを語るなんて…
などがでてくる。

彼女のFacebookを引用すると、

『日本を否定したいわけでも、海外がどうだと言いたいわけでも、就活はよくないと言いたいわけでも、自分を主張する気も本当に一切なくて、「やりたいと思った瞬間にやってみたら相当楽しかったよ〜個人的に。」それくらいです。元々超絶低かった自己肯定感も、ちょっと上がった気もしています。
「こんな変な女の留学生がいるなら、私だったら絶対なんかやれるっしょ〜」って思っていただける人が1人でもいたら、これ以上はないです。』

この引用に、この記事の本意が集約されると思ってる。

エストニアで偶然会った中の一人。

否定的な意見に負けず、単純に世界で活躍してほしいし、自分も改めて、頑張ろうと思えた出会いの一つとなった。

何の特になるかわからないけれども、自分の就職活動の事を書いておく。

私自身も大学院時代、日本だけど、外資系ベンチャーに2年間お仕事させていただいたのが、貴重な体験。

とある英語サイトのシステム部分はすべて自分が作り、それがいろいろなメディアで取り上げられ、書籍化されたのをきっかけに、あっさりと学校の先生の道をやめた経緯がある。

Webって、すごいなと。何万人、何十万人の人が見てくれるって。

そもそもインターンしようと思ったきっかけも浅はかで、大学卒業する手間の3月、就職をこれからする人がいるのに、私は大学院。働かない2年間。

ただ、自分で作ったサイト、システムの内部を見ると、良いのか悪いのか全くわからない。技術力があるのか、ないのかすら、わからない。

だからこそ、大企業に入り、他にどういうエンジニアがいるのか、どういう仕組で動いているのか、知りたかったし、新卒だからこそ、大企業に入るのは比較的容易なので、このチャンスは物にしておきたいという理由だった。

結果的に、過去に作ったサイトをみると、技術力がなかった…。恥ずかしいレベルで、最初のサイトは作っていたので。フレームワークへの理解、セキュリティ、サーバーの知識など全然なかった。

だからこそ、大企業に入り、一からエンジニアとして勉強できたのは大きかった。特に私のように、できない人にとっては本当にありがたかった。

適当といえば、適当だったと思う。就職活動。結局自己分析とかも、意味ないと思ってやらなかったし。

まわりの人をみていると、結局、どの企業に入っても、優秀な人は数年後、社内で活躍してたり、会社作ったり。それなりのキャリアを築いている気がしている。

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