子どもにも、大人にも、最近Webに関する事を教える機会が増えている(大人と子どもで内容は異なる)。
共通している点として、「間違えるという苦痛をどう乗り越えるのか、楽しめるか」だと思っている。
もう少し書くと「仮説・検証思考」
受験勉強など、ある正解があって、いかに間違えないのかが最重要。間違えるのは悪。
ただ、社会人になってから、答えがないのだから、間違えるのは当たり前。
そこから、どう答えに近づけるか、工夫し続けるかが必要。
いきなり、答えをだそうしても、結局、うまくいかない。
プログラミングを実際に書くと、
- 1行、試して、うまくいかない
- 1行、試して、うまくいかない
- ようやくうまくいった。…
この繰り返し。
これは、できる人でも、こうやって進んでいく。
要するにたくさん、間違えながら、進んでいく。
間違えながら進んでいく教科はあまりないので、このあたりの作業に耐えられるかどうかが一つ、キーになっていると思っている。
だから、文系、理系はこの時点で、プログラミングの得意、不得意は出ないと思っている。
当然、アルゴリズムやプログラミングを使った統計など学んでいくと、数学的な素養が必要になってくるので、理系有利になるけれども。
大人向けにはWeb戦略を教えているのだけど、考え方は全く一緒。
売上をあげる施策がA,B,C…Zがあり、同時にやることは不可能。
可能性の高いAをやって、だめならBをやって、Cがだめなら、D…。とやっていく。
最後まで、Zまで頑張る人もいれば、Aやって、ダメなら、撤退という人も多い。
ただ、これに答えはない。
ただ、失敗したくないから、よく考えて、Aすらやらない人もいる。
私は、この過程で私なら、こう考える、こういうツールを使う、施策をどう評価するのかを一緒にやっていくことで、Web戦略の仮説検証思考を身に着けてもらう。
そうすれば、私から離れても、自分たちでWeb施策をすることができる。一生の力を身につけることができる。
結論としては、
間違ってもいいから、行動しよう!!
ただ、それだけなのですけどね。なかなか伝えていくのが難しいなと。