オンラインサロンは終わったのかというお話

最近、オンラインが流行っていると同時に、もう終わっているという話もよく聞きます。

オンラインサロンはオワコン?

実際に、私は複数のオンラインサロンに入ってました。今も入っています。

また、一部お手伝いしたり、相談を受けることも結構あります。

システムまわりから聞かれることが多いので、その過程で、どういうオンラインサロンをやっているのかや、どこが現状問題点があるのかを掘り下げて聞いています。

そこで、どういうオンラインサロンがうまくいっていて、どういうオンラインサロンがうまくいってないのか、主催者側の視点で書きます。

  1. 集客の壁
  2. 集客できても、単価が安い問題
  3. チームの問題
  4. ライフスタイルをどう作るか
  5. 終わりに

Contents

1.集客の壁

まず、オンラインサロンを開くにしても、集客ができないと、そもそもが成り立ちません。

当然、有名人にオンラインサロンには人が集まりますし、そうでないと集まりません。

結局、無名な人がやってもうまくいかないのはここに原因があります。多くはこの壁で失敗します。

当たり前といえば、当たり前なのですが。

2.集客できても、単価が安い問題

オンラインサロンを開いて、50人、100人と集まりました。

次の壁は、集客ができても、単価がオンラインサロンだと安いのです。
多くが月5000円から1万円程度。

月5000円で100人集まっても、月50万円。

だいたい、それだけオンラインサロンで集客できる人は、1回の個別コンサルティングの費用が安くても1時間5万円。10万円以上の方がざらにいます。

そう考えると、例えば、100人集まったときに、50人分の質問が来たときに、全て返信しないといけません。

時間的に、何をやっているのだろうと感じる方が多く、途中で放置してしまうケースが多々あります。

月50万円でそれだけの労力がかかるなら、もうやめたほうがいいと考えてしまうケースが多いです。

ひどい場合、オンラインサロンへの誘導はたくさんしているけれども、結局、オンラインサロン内では動いていないケースがあります。

3.チームの問題

オンラインサロンは意外と細かい部分が面倒です。

  • 入金、退会まわり
  • 振込確認
  • 毎週、毎月のイベント
  • 質問への回答

などなど。

人力でできるケースもあれば、システムで対応する部分もあります。

そうなると、どうしても1人では対応できなくなります。
そこで、人を雇ったり、チームで動いたりします。

基本オンライン上でやるケースが多いので、どうしても一人に仕事が隔たったり、途中でやめちゃったり。そうなると、収集がつかなくなり、空中分解します。

裏方だけでなく、2人、3人でチームを作って、表に出て、運営しているケースも揉めやすいです。セミナー講師2人、3人でやるなど。

1年、2年やっていると、どっちかがすごく人気になってしまい、その人目当てで、オンラインサロンに入ってきます。

元々のオンラインサロンの収益は2人だと半々で折半していたのが、途中で、自分だけ損しているのではないかと思ってしまいます。

そうなると、結局一人でやったほうがいいとなり、これまた空中分解します。

4.ライフスタイルをどう作るか

結局のところ、オンラインサロンの運営はかなり面倒です。
片手間で、オンラインサロンを開いている人は、だいたいうまくまわらないです。

信者のお布施状態にできるぐらいのカリスマ性があると、放置プレイでも意外とうまくいっているケースもあります。

また、オンラインの時代、対面の仕事は無くす!!ぐらいの気持ちで、フルパワーに近い状態で、オンラインサロン中心に仕事をしている人やコミュニティは本当に細かいところまで、気を配ってやっています。

だからこそ、うまくいっているケースが多いです。

5.終わりに

コミュニティ運営は、結局、人です。だからこそ、人が多ければ、面倒なことも増えていきます。

  • 一方的に発信する
  • 質問に答える形式
  • 参加者内で学びや交流を増やす

など、いろいろな形があります。どういう生活や仕事をしたいのかを考えた上で、手間とコストをまず考えてから、作っていくのが良いと思います。

私の場合を念の為、書いておくと、基本的、B to B向けに仕事をしています。

そのため、オンラインサロンは合わないと思っています。Webの悩みも人それぞれなので、個別対応が私には合っています。

あと、主催者側の視点で書きましたが、逆にオンラインサロンに入る方は、自己責任です。

うまくいっているオンラインサロンの中でも、受け身の人もいれば、積極的に発信する人もいます。

当然、うまく活用している人もいれば、うまく活用できてない人もいます。

主催者側を批判するよりも、すぐに別の行動をしたほうがいいです。

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