今からホームページを作るなら、完全HTTPS化したほうがいい理由とデメリット

今からホームページを作るなら、完全HTTPS化したほうがいいです。

Webの事ではいろいろな人がいろいろな事を言います。

私は、基本的には、Googleが出している見解に全て従っています。

逆に、それ以外の情報は、信頼できない情報だと思っています。

何が効果があるのかなど、基本的にはGoogleが全て公式で出しています。

さて、SSL化とは何かという事について、お話します。

わかりやすいのは、インターネットを使っている時、
http://〜
というのはよくみかけると思います。

他には
https://〜
というものがあります。

httpsで始まるものは、SSLが使われているといっていいです。

これは、どういうところに使われているかというと、クレジットカードなど、通信を他の人に見られたくない場合に用いられます。

例えば、パスワードなども、ネットワークを見ていると、実は簡単に見られてしまいます。そこで、暗号化して、悪い人にわからないようにします。

Googleは常にhttpsで接続したほうがいいという話です。別にブログなどであれば、必要ないという人も多いですが、状況が変わってきました。

Chrome の HTTP 接続におけるセキュリティ強化に向けて

これを読むと、昔は極力移行してくださいという感じでしたが、もう今後はmustとなります。httpsにするとき、新規または、リニューアルのタイミングが一番いいです。

HTTP サイトを安全でないと明示するという Google の計画は、段階的により幅広い基準に基づいて進められる予定です。

Chrome 56 での変更以来、PC からパスワード フォームまたはクレジット カード フォームがある HTTP ページにアクセスする割合は 23% 減少しました。今後は、さらに対策を講じていきます。

秘密にする必要のあるデータは、パスワードとクレジット カードの情報だけではありません。

ユーザーがウェブサイトに入力するあらゆる種類のデータに対して、ネットワーク上のその他のユーザーがアクセスできないようにする必要があります。

そのため、Chrome バージョン 62 以降では、ユーザーが HTTP サイトにデータを入力すると、「Not secure」警告が表示されます。

HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります
こちらは、2015年の記事ですが、検索結果にも影響を与えています。

検索結果での HTTPS URL の掲載順位を若干引き上げる取り組みにも着手しました。ウェブのブラウジングはウェブサイトとユーザーとの間の私的な体験となるべきであり、傍受、中間者攻撃、データ改ざんの対象となってはいけません。Google が「HTTPS everywhere」の推進に取り組んできたのはこのためです。

体感としては、若干影響があっただけで、あまり、影響なかった気もします。

ただ、今後は強化されてもおかしくありません。

新規でhttpsにするのは比較的簡単です。

ただ、大規模に運用されているものをhttpsにするのは非常に大変です。

クックパッドのhttps化の記事が大変さを物語っています。

Contents

導入にお金がかかる

ただ、最近は、無料のものも出てきました。使っているレンタルサーバーを見ていくといいでしょう。

HTTPSに非対応のツールがある

アフィリエイトツールなどを使っている人はよく考えてください

画像などのパスを変更しないといけない

直にhttp://〜で書いてある場合は全て、変更しなければいけません。

Google Search ConsoleやAnalyticsの設定変更

忘れずに変更してあげてください。

URLが変わるため、名刺やパンフなど多くの印刷物のURL変更が必要。

基本的にはリダイレクトといって、http://〜にアクセスがあれば、https://に自動的に遷移する作業をします。すぐには変更する必要はないです。

たまに、全くWebについて知識がない人は心配する人がいるかもしれませんが。

まとめると、新規でWebサイトを作るのであれば、httpsは必須。

リニューアルするのであれば、デメリットを勘案した上で、極力httpsに移行していくのが望ましい。

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