日常をポジティブに変える究極の持久力の感想と鏑木さんにどうしても聞きたかった質問

先日、石田さんとトレイルランナーの鏑木さんの対談イベントに行って、二人の話を聞いてきました。石田さんの書籍はこちらに書評を書きました。

今回はこちらの「日常をポジティブに変える 究極の持久力」という書籍について、書籍を書きます。

著者は鏑木 毅さん。プロのトレイルランナー。

2009年世界最高峰のウルトラトレイルレース「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(現UTMB、3カ国周回、走距離166km)」にて世界3位。

また、同年、全米最高峰のトレイルレース「ウエスタンステイツ100マイルズ」で準優勝など、46歳となる現在も世界レベルのトレイルランニングレースで常に上位入賞を果たしている。

https://trailrunningworld.jp/profile/より引用。

歳をとっても、老けないようにするには3つのポイントがある。

  • 抗酸化
  • 低糖
  • 食事改善

がある。

抗酸化にはアスタキサンチンが効果があり、サプリメントを使っている。そして、効果がでているように感じている。早速、私も楽天でポチッと、サプリを買ってみました。効果検証してみたいと思います。

低糖は体脂肪を如何にして、燃やしやすい体質にするのか。

UTMBという競技は山の100マイル、速い人で20時間切るタイム、遅い人で、まる二日走り続けるレースなので、非常に重要。

上記を支えるための、食事改善がポイントである。

その他、役立ったのは、

ストレッチは、まとまった時間をとって重点的にこなすよりも、ちょこちょこと細切れに行うほうが効果的である。

トレイルのトップランナー、スコット・ジュレックさんのお言葉。

どうして、レースに挑み続けるのかという質問に対して、

世界中に友達をつくりたい。それが一番だね。

本当に素敵に感じました。私も、マラソンを通じて、世界にたくさんの友達を作りたいなと。

さて、セミナーで、どうしても聞きたかった質問があり、セミナーに申し込んだ瞬間から、質問を考えていました。

それが、UTMBなど、辛い大会の時、終盤で何のエネルギーも無くなってしまうケースもあると思います。そのような困難な時、どういう事を考えて、走るのかということ。

本書にも、下記のように書いています。

まるで自分自身がメトロノームになったかのように、カチカチカチと一定の中のリズムを頭の中で刻み続けるのです

それ以外だと、2つポイントがあり、

・苦しい練習を思い出し、それに比べればと思える心。

・家族や応援してくれる方に感謝すること。

と言ってました。160キロレースのような辛いレースでは、ビールを飲むぐらいは、モチベーションにはならないと言ってました。

どんな強いランナーでも、最終的には、「感謝」に行き着くのだなと、すごい説得力がありました。

書籍を読んでまとめると、トレイルランナーなど、競技者にはオススメできます。生活を見直すきっかけになると思います。

ただ、それ以外の人には、正直なところ、なかなか役立てにくいのかなと感じました。

一度、セミナーに参加してからこそ、書籍を読んだので、内容が問題なく入ってきました。ただ、運動は無縁という方だと、少し入りづらいかもしれません。

50歳で、UTMBに再挑戦する、強い意志を近くで感じられたのは、本当によかったです。

私も、今鏑木さんと同じく、UTMBの舞台に立つべく、日々準備しています。

一緒に走れたら、本当に幸せだなと。

最後に握手していただきました。鏑木さん、ありがとうございました!!

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