別海アイスマラソン(ICE MARATHON)の装備や準備や完走など

Contents

別海アイスマラソンとは

非日常体験ができる、ICE MARATHON。

寒いからこそ出来ることがある。ここだからこそ出来ることがある。酪農、漁業と自然資産に恵まれた別海町は、北海道らしい広い大地を感じさせてくれる場所。そして冬の間は流氷が押し寄せ、全面が氷つく野付半島という独特の景色が広がる。こんな日本でも稀にみる場所をもっと多くの方に知ってもらいたい、体験してもらいたい。そのためにここでしか出来ない体験を提供できないか。こんな思いから生まれた陸を走らないマラソン「ICE MARATHON」。

https://icemarathon.jp/より引用

別海アイスマラソンに出ようと思ったきっかけ

私のまわりの、砂漠メンバーが多数エントリー。

私は元々、サハラ砂漠やアタカマ砂漠の6日間250kmのレースの経験がありましたが、ここ数年は海外にも行けず。

何かしら、冒険のようなレースに出てみたい。でも、海外に行くのはハードルが高い。

同窓会のような雰囲気もあり、思い切って、チャレンジ。

別海アイスマラソンの装備や準備

アスリートガイドver2を参照(出場される方は自己責任で)。

私は、正直、北海道の人間でもないですし、雪国出身でもありません。

生まれも育ちも東京です。だから、かなり推測で準備しています。本番は天候が読めないです。だから、大外れしたら、笑っていただけたらと思います。

いろいろな人の準備を見ていると楽しいですよね。

少しずつ、書き足しています。

全体的な装備

寒いとはいえ、標高は0m。マラソンやトレラン上位の人と完走が目的の人では、着るものも変わってきます。私は、最初から最後まで、走り通す予定です。

とはいえ、海なので、風にはすごく注意が必要だと思っています。だからこそ、風を通さないというのは、一つのポイントかなと。

また、本当にやばいと感じたときには、すぐに完走目的に切り替え、たくさん着込んでゆるゆると走ろうかと思っています。

シューズ

トレラン用のシューズ。

ナイキペガサストレイル4のGORE-TEX仕様にしました。

ランニングシューズでNIKEを履く人も多いと思いますが、私は、トレイルランでも、NIKEを愛用しています。グリップ力などだけを見たら、他のトレイル専門メーカーのほうが良いのかもしれないのですが、トレイルランと一言でいっても、ロードの箇所などもあり、走れる箇所、一番気持ちよく走れる靴は?という観点で選んだ結果、NIKEにしています。

上半身

*ベースレイヤー(インナー)
*ミドルレイヤー(薄手のフリースなど)
*ウィンド シェル (フードとベンチレーション ジッパー付きを推奨)

いろいろと実験してみて、ミドルレイヤーを着るかどうかが本当に悩んでいます。マイナス10度ぐらいであれば、いらないかなぁと思います。風さえ凌げれ、だいぶ熱く感じます。恥ずかしいのですが、はじめて、ベースレイヤー、ミドルレイヤー等、その大切さを考えることができました。考え方はこの動画がすごく参考になりました。

ベースレイヤー(インナー)は普段は使わなかったのですが、必要だと感じ、ミレーにしましました。

ミドルレイヤー:モンベルのフリース

ウィンド シェル:ナイキ、Goretex素材。天候が雨や雪の時は、レインに変えます。

下半身

*ベースレイヤー(インナーウエア)
*ウインドシェル

脚は、トレランやマラソンで、基本的にはいつも、半ズボン。とはいえ、風が厳しいと思うので、ウインドシェルとして、モンベルのレインを着用しようと思っています。

靴下

*インナーソックス
*ウール ソックス
*トレイルランシューズ(スノートレーニングシューズ)通常のサイズより少し大きめのランニングシューズが必要になる場合があります。レース中は厚め
の靴下を履くことを忘れないでください。(フットウォーマーもおすすめ)

重ねるのを試したのですが、血流が悪くなるのと、脚の感覚が無くなり、重ね着をやめました。その変わり、保温性に優れているものを購入しました。

先日、高尾山と陣馬山口の往復を行い、インナーファクト:NIKKE AXIO WOOL 足袋型ソックスを採用することにしました。

*インナーグローブ
*手袋
ミトングローブ(ハンドウォーマーもおすすめ)

熊本で、とにかく手だけは、どうしようも無く寒かったので、インナーグローブと手袋は準備しました。

顔まわり

*防寒用キャップ
*フェイスマスク(バフなどでも対応可能)
ネックカバー
*アイウェア(視界確保と防寒が目的。天候によってはスキーゴーグル、サングラスなど使い分けるのもおすすめ)

こちらは、ワークマンで、購入。

アイウェアはゴーグルはないので、オークリーのサングラス。

別海アイスマラソンの結果

レースが終わり次第、ご報告させていただきたいと思います。

何だかんだで、高速レースになりそうな気がしていて、フルマラソンの記録+10分、15分ぐらいになるのかなぁと。こればかりは、当日のコンディションがどうなるのかわからないですが。

雪と散々戯れて、結局全く仲良くなれなかったけど、楽しかったお話。

レースエントリー。
まず、大会主催者、関係者の方々に感謝です。
大会を作る側の仕事に関わった事ありますが、本当に大変です。
クレイジーな大会を作っていただいたおかげで、貴重な体験をすることができました。

そして、一緒に行動していただいたメンバーにも感謝です。
スタートラインに立つことすらしなかったと思います。
もし一人なら、北海道での車の運転に躊躇し、チャレンジしなかったと思います。
皆がいてくれた&東京で、妻や子が頑張っていただいた事で、参加することができました。
泊りがけの大会、2018年を最後に、5年ぶりでした。

レース前日、ホテルをぐるぐる、1.5kmぐらいを走りまわりました。
はじめて、雪用のスパイクをつけて、すごく走れるし、いけると思っていました。
大会に向けて、良い練習も積むことができました。表彰台も狙ってました。

もう結果は惨敗。最初の数週ぐらいまでは、トップからどれぐらい離れているのかなどは、5番手にいて、常に把握していました。途中、16kmの部の方もスタートし、雪が固まったら、ワンちゃんあると思っていました。

全く固まらないというか、より、厳しいコンディション。どれだけ、自分に期待をかけた見積もりをしても4位が限界だなぁと悟り、完走狙いへ。その分、たくさん動画を撮ったり、歩きながら、お話することもできました。

それがよかったと思っていて、さらに勝負をかけていたら、普通に完走すら危うい状況でした。
頭痛はするは、吐いたら血みたなのがでるわ(最初色を見てびっくりしたのですが、おしるこでした)、足は凍傷一歩手前になるわ(2日たっても、一部しびれています。)。

氷の上でも、フルマラソンのタイムの+30分ぐらいで想定していました。
だいたい3時間30分ぐらい。一応、氷の上のマラソン大会のタイムなどをいろいろと調べた結果です。

まさかのその2倍以上かかるとは。ゴールしたら、あと何周か余計に走って、動画撮ったり、焚き火したりする予定だったのですが、もう甘々な見積もりで、笑いたくなりましたw。

1位と2位の方は北海道勢。やっぱり、雪の上の走り方が全然違ったなと。
後ろから見ていたのですが、どうやっても、真似ができず。

・コース取り。どこが走りやすいのか、的確に判断できる。
・雪特有のバランスの取り方
などが大きな差になったなと。

それを見て
・後ろについて、同じ足跡を踏む
・足を高く上げる/逆にあげない
・手を横にして、バランスを取るようにする。
・誰も踏んでいない(逆に踏み固められていそうな)場所を走る
考えられる事を試したのですが、全部跳ね返されました。

3位の方は、同じトレイルのチームメンバーの方。
粘りやパワーがやっぱり違ったなぁと。

後ろ姿を見ながら、私のトレイルへの適応能力がまだまだ足りていないので、その分の差がすごく出たなと。
海抜0mの大会なので、平地のスピード練中心で、鍛えていたのですが、長い時間動かす力だったり、足をプッシュする力だったり、そのあたり、まだまだ弱いのだなぁと。

また、1から出直したいと思いました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする